2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

将棋の終盤例(その4)

前々回と前回は、C図から後手が△7六銀上とすれば先手玉が詰む、という話をしていました。 今回は、このC図から△6九角と打った場合の話と、△7六銀引成とした場合の話です(△7六銀上で詰むことを我々は既に知っているのですから、△6九角や△7六銀引成の話は、A…

将棋の終盤例(その3)

まず、前回の、E図とF図を再掲しましょう。E図: F図: 前回は、 E図までの手順 E図から、11手(△8五銀▲9七玉△9五香▲8八玉△8七歩▲同玉△7六銀上▲8八玉△8七歩▲7九玉△7八金)でF図に至る手順 この2つを主に説明したのでした。今回は、E図からのこの11手の読みに…

将棋の終盤例(その2)

前回は、△9六歩を▲同玉と取った場合に先手玉が詰むことを確認しました。 今回は、▲同金と取ります。

『白木蓮抄』読書会

SF研の同期3人で、『白木蓮抄』( isbn:9784253174671 )の突発読書会をしました。秋田文庫版がKindle化されていたのです。便利ですね。 収録作品は次の通りです*1: 「白木蓮抄」 「不死の花」 「百の木々の花々」 「緑陰行路」 「それは天使の樹」 「幻の…

ちょっとずつ、森川久美さんと花郁悠紀子さんの漫画を読んでいます。ヴァレンチーノ・シリーズの最初の『レヴァンテの黒太子』が手に入りません。

将棋の終盤例(その1)

先月の名人戦第4局の話を書こうと思いました。あの将棋の終盤の話は、「将棋の終盤にはこういうことを考えているのですよ」と紹介する例にはちょうど良さそうなので、そんなことを書きたいのです。 ですが、もしもいっぺんに書いたら、ちょっとした分量にな…