ブリッジ語第一

身内だけで通じる言い回しに、「ブリッジ語第一を取った」「それはブリッジ語第三くらいで習う」のような言い方があります。これは、コントラクトブリッジのビッディングシステムの習熟度合を何となく指しているのであって、決してこのような科目が存在するわけではないのです。

存在するわけではないのですが、存在しない科目のシラバスを書いてみるのも面白いかもしれません。目的やら成績評価やらをでっちあげるのは面倒くさいので、15週分のサブタイトルだけ。だいたいSAYCです。

  1. イントロダクション(ルールのおさらい・ブリッジ語の歴史・HCP)
  2. フォーシングの原理
  3. キーナンバーとは
  4. オープン条件・ストロングNT
  5. 5枚メジャー・ショートクラブ・サポート枚数
  6. レスポンス1(ワンラウンドフォーシング・サインオフ・1NTレスポンス)
  7. 中間試験
  8. レスポンス2(1レベルメジャーの場合)
  9. レスポンス3(1レベルマイナーの場合・1レベルスートオープン演習)
  10. レスポンス4(1NTの場合1)
  11. レスポンス5(1NTの場合2・1NTオープン演習)
  12. ウィーク2オープンとそれに対するレスポンス
  13. ゲームフォーシング
  14. 再評価・総合演習
  15. 競り合いのビッド(ブリッジ語第二に向けて)

だいたいこんな感じ。ルールとある程度のカードプレイを知っていることを前提にするので、「ブリッジ概論」を履修していることが望ましい。